9月26日、27日にエビスサーキット南コースで開催されたD1ストリートリーガル/レディスリーグ第5戦に参戦した山下美穂選手より、レポートが届きました。KENDAは、山下選手のレース参戦にタイヤ提供でサポートしています。
使用タイヤ:フロント・リアともに KENDA KAISER KR20A
使用タイヤサイズ:フロント235/40R17・リア265/35R18
◎山下美穂選手に、今季初めてKENDA 【KR20A】装着のコメントをいただきました:
「KR20Aでのウエット路面でのフィーリングは、とにかく安心して走れる!踏める!と好感触でした。私はブレーキングが苦手な為、コーナリングでよくアンダーを出す事があるのですが、KR20Aでの走行時にアンダーが出るという不安感もなく、1コーナーも最後まで安心して踏んでいける。とにかくウエット時での戦闘力の高さに驚き、好感触で練習走行を終えました。
予選では、最終コーナーでの飛び出しまではウエット、ストレートからはドライととても難しい路面状況でも思い切り踏んでいく事ができたのは、やはりタイヤに安心感があったからだと感じています。
決勝は晴天。ドライ路面でのKR20Aは、高いグリップ力と癖もなく扱いやすさを非常に感じました。」
コメントありがとうございます。今後の更なる活躍を期待しています。
◎D1 Street Legal Official websiteは⇒こちら
KENDA公式サイトでは、ドリフトファンのみなさまの選手への親しみと、少しでも参考になればという思いから、選手とチームスポンサーのご協力のもと、レポートを掲載させていただいています。選手の方のレースへの真摯な姿勢には毎回、感動させられます。ファンのみなさまとともに、今後も選手の応援をさせていただきたいと思っています。
◎山下選手のフルレポートはこちら:
日 時:2015年9月26日・27日
場 所:エビスサーキット(福島県)
チーム:Agent-K Real with GARAGE-1 KENDA
ドライバー:山下美穂
【マシン DATA】
車 両 型 式 : 日産 シルビア S13
エンジン型式: SR20DET
タービン本体: TD06-20G L2
ウエストゲート:トラスト
最大パワー : 370PS
9月25日(金) 公式練習日
路面状況:ウエット、タイヤ空気圧 冷間、フロント:1.7キロ リア:2.0キロにて走行
練習日は1日雨が降っており、ウエット路面での走行となりました。昨年まではフロント・リアともにKR20を装着しておりましたが、今年はKR20Aでの走行となります。KR20Aでのウエット路面でのフィーリングは、とにかく安心して走れる!踏める!と好感触でした。私はブレーキングが苦手な為、コーナリングでよくアンダーを出す事があるのですが、KR20Aでの走行時にアンダーが出るという不安感もなく、1コーナーも最後まで安心して踏んでいける。とにかくウエット時での戦闘力の高さに驚き、好感触で練習走行を終えました。
9月 26日(土) D1ストリートリーガル
単走予選【8位通過】
路面状況:ウエット ⇒ ハーフウエット ⇒ ドライ
朝はウエット路面からのスタートでしたが、その後は1周1周路面の状況が変わるという難しい路面状況となり、単走予選の頃には完全にドライ路面となりました。
朝一の練習走行ではタイヤの空気圧は練習日と同じくフロント1.7キロ リア2.0キロで走行、路面が徐々に乾きはじめ、リアの空気圧を3.0キロに変更し走行しました。最終コーナーでの飛び出しまではウエット、ストレートからはドライととても難しい路面状況でも思い切り踏んでいく事が出来たのは、やはりタイヤに安心感があったからだと感じております。単走予選では、1本目は1コーナーでラインが小さくなってしまい97.70点。 2本目は審査員席前で回ってしまい、点数が伸びず8位通過となりました。その後の練習走行時にリアナックルが割れている事が発覚し、交換をし土曜日は終了しました。
9月 27日(日) D1ストリートリーガル
単走決勝【9位】
路面状況:ドライ、タイヤ空気圧 冷間、フロント:1.7キロ リア:2.5キロにて走行
この日は晴天で、ドライ路面での走行となりました。ドライ路面でのKR20Aは、高いグリップ力と癖もなく扱いやすさを非常に感じました。練習走行では最終コーナーの飛び出しに高い評価をいただき、単走決勝でもと挑みましたが1コーナーへのアプローチがうまくいかずラインが小さくなってしまい9位通過となりました。
Pos. | Name | Car | BEST Ave | Pos. | Name | Car | BEST Ave | |
1 | 北岡 裕輔 | JZX100 | 99.50 | 9 | 山下 美穂 | PS13 | 98.60 | |
2 | 増田 和之 | JZX100 | 99.20 | 10 | 小林 竜也 | S14 | 98.55 | |
3 | 高橋 和己 | JZX100 | 99.15 | 11 | 伊藤 満紀 | JZX90 | 98.35 | |
4 | 木賊 光児 | HCR32 | 99.00 | 12 | 原 大祐 | S15 | 98.35 | |
5 | 山元 純次 | FD3S | 98.95 | 13 | Andrew Gray | JZX100 | 98.35 | |
6 | 金田 義建 | S15 | 98.90 | 14 | 高嶋 健市 | JZX100 | 98.25 | |
7 | 中谷 聡 | S15 | 98.85 | 15 | 池田 幸稔 | RPS13 | 98.25 | |
8 | 植尾 勝浩 | S15 | 98.80 | 16 | 中村 健一 | JZX100 | 98.15 |
追走トーナメント【13位】
Best16 vs 植尾勝浩 選手
ベスト16での対戦相手は、植尾 勝浩選手となりました。植尾選手は車速の高い選手でしたので、後追いでは遅れをとらない様に、きっちりと車間をつめて最終コーナーを飛び出しをしたのですが、飛び出し直後にパイピングが抜けてしまいドリフト走行が出来ず、大きなアドバンテージを獲られてしまいました。その後、ホットピットで処置をして先行ではきっちりと走行をしたのですが、アドバンテージを取り戻す事が出来ず、ベスト16敗退となりました。
9月27日(日) D1レディースリーグ
単走決勝【3位】
路面状況:ドライ、タイヤ空気圧、フロント:1.7キロ リア:2.5キロにて走行
今回のレディースリーグは、出走者は6名のみとなり、単走での敗退はなく全員が追走トーナメントに出走となります。最終コーナーのスピードと角度を意識して走行したのですが、最終コーナーの飛び出しで角度を付けすぎてしまい、ラインが小さくなり減点され、96.75点となりました。
Pos. | Name | Car | BEST Ave |
1 | Emily Gray | JZX100 | 98.05 |
2 | 箕輪 昌世 | JZX90 | 96.90 |
3 | 山下 美穂 | PS13 | 96.75 |
4 | 鈴木 静香 | S14 | 96.00 |
5 | 内山 幸恵 | S14 | 67.00 |
6 | 濱田 恵里沙 | JZX100 | 64.50 |
追走トーナメント【2位】
Best4 vs 箕輪昌世 選手
ベスト8対戦相手の濱田選手が体調不良の為リタイアし、ベスト4からの対戦となりました。ベスト4は箕輪選手との対戦でした。先行では落ち着いて走行をし、アドバンテージを獲得。後追いでは、最終コーナーから近い距離で走る事が出来、決勝へ進出する事が出来ました。
FINAL vs 内山幸恵 選手
決勝戦は、内山選手との対戦でした。後追いでは様子をうかがい過ぎ、あまり車間をつめる事が出来ず、又1コーナーでイン寄りのラインとなってしまいアドバンテージを獲得出来ず。先行では最終コーナー飛び出し時の車速・角度にミスがあり、2コーナー手前でドリフトが戻ってしまい敗退となりました。
D1ストリートリーガル・D1レディースリーグ第5戦に参戦にするにあたり、ご支援をしていただきまして有難うございました。ご支援をしていただけたことにより、無事に参戦することができ、貴重な経験をすることができました。今回、良い結果を出す事が出来ず不甲斐ない気持ちでいっぱいですが、今回の経験を糧に今後も精進して参りたいと思っております。今後とも、変わらぬご支援・ご協力の程 宜しくお願い申し上げます。心より御礼申し上げます。有難うございました。 (山下美穂)